高知県四万十市 らっきょう
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2025年4月8日
今年もらっきょうの産地としても有名な高知県四万十市の視察に行ってきました。
広大な圃場一面にらっきょうが広がります。
四万十市内では生産者様が50件にも上り、全体の作付け面積は100ヘクタールにも上る
そうです。ただし、他の産地同様に生産者の高齢化が進んでおり、今後の課題にあるとの
ことでした。
写真は収穫後に手作業で一つ一つ葉を落とされた土がまだ付いた状態のらっきょうです。
このあと洗浄され、塩水で芽止め処理をされた後に出荷となります。
まだ、収穫が始まったばかりとのことで、安定した量になるのは5月上旬頃になるとのことでした。
店頭に並んだらっきょうを見かけられましたら、今年はぜひ、自家製のらっきょう漬けに
挑戦してみるのはいかがでしょうか?
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2024年4月15日
高知県ではらっきょうが全国でも早めに収穫が始まることでも有名ですが、
今回は高知県産らっきょうの7割を生産する四万十市の圃場の視察へ行きました。
一面に広がるらっきょう。現在は収穫初期の段階ですが、最盛期になると日々12~13トンの出荷になるそうです。今年は4月の雨量が多く、玉がなかか肥大していない状況とのこでした。
出荷の際には、畑にて大部分の根と葉を落とし、作業場にて手作業で切り分け作業を行います。
視察の際は収穫を行った300kgのらっきょうの選果を行っていました。300kgのらっきょうの選果を
10人がかりで行った場合、7~8時間ほどかかるそうです。
作業場に持ち込まれたらっきょう
切り分け作業を終えたらっきょう
切り分け作業が終わると水につけ、洗浄機で土を落とします。その後海水に近い塩分濃度が8%の塩水に漬けて、芽が出るのを防止した上でやっと出荷することができるそうです。
収穫後も手間暇をかけて出荷されるらっきょう。店頭で並んでいるのを見かけられた際は、
ぜひお手に取ってみてください。