高知県四万十市 らっきょう
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2024年4月15日
高知県ではらっきょうが全国でも早めに収穫が始まることでも有名ですが、
今回は高知県産らっきょうの7割を生産する四万十市の圃場の視察へ行きました。
一面に広がるらっきょう。現在は収穫初期の段階ですが、最盛期になると日々12~13トンの出荷になるそうです。今年は4月の雨量が多く、玉がなかか肥大していない状況とのこでした。
出荷の際には、畑にて大部分の根と葉を落とし、作業場にて手作業で切り分け作業を行います。
視察の際は収穫を行った300kgのらっきょうの選果を行っていました。300kgのらっきょうの選果を
10人がかりで行った場合、7~8時間ほどかかるそうです。
作業場に持ち込まれたらっきょう
切り分け作業を終えたらっきょう
切り分け作業が終わると水につけ、洗浄機で土を落とします。その後海水に近い塩分濃度が8%の塩水に漬けて、芽が出るのを防止した上でやっと出荷することができるそうです。
収穫後も手間暇をかけて出荷されるらっきょう。店頭で並んでいるのを見かけられた際は、
ぜひお手に取ってみてください。