アボカド(興居島産)
-
2023年4月27日 アボカド(興居島産)
国産のアボカドが愛媛県松山市で生育されていることはご存じでしょうか?
本日は興居島のアボカドの生産者様の園地を視察してきました。
園地を確認するとアボカドの木にはたくさんのつぼみと花が咲いていました。
白く伸びているのが花につながる部分で、先端に花が密集して咲いています。
こちらの木は「フェルテ」といわれる品種の木になります。
アボカドの花は午前と午後で雌雄が逆転する性質を持っています。受粉も大変難しく、より受粉する可能性を上げるために違う品種のアボカドを同じ園地に植えるのが定説です。
この花は「ベーコン」という品種の花になります。収穫時期は11月頃です。
こちら花が「フェルテ」という品種の花になります。収穫時期は11月下旬から12月中旬頃になります。
このように、収穫時期のずれがある品種が同じような時期に開花しないと受粉のタイミングが難しいのがアボカドになります。
花は群生していますがそれでも実をつけるのは極わずかとのことでした。生産者様も少ない状況のため、国産のアボカドが大変貴重なのがわかりました。
これからも引き続き、園地のご様子をお届けしていこうと思います。